新年ご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
一般社団法人武雄青年会議所第53代理事長を務めます石丸太郎と申します。
日頃より我々一般社団法人武雄青年会議所の運動にご支援・ご協力を賜り感謝申し上げます。
本年、平成が終わりを告げます。社会の構造が変わりゆく新たな時代の幕開けを迎えます。人が持つ心の灯りを力点と考えるとするならば、人の成長と共にその灯りが輝きを増し、やがて、隣の誰かへと点じて大きな灯火となって繋がっていきます。私たち一人ひとりが携えている灯りは、大きくて明るいものではないかも知れませんが、小さくとも力強く、まずはしっかりと自らの居場所を照らす灯りでありたい。この灯りがやがて私たちの住み暮らす地域を、そして日本を明るく照らすと確信してやみません。もちろん、世の中に変化・変革をもたらすことは容易ではありません。しかし、歴史において世の中の変化・変革の始まりは、誰か一人の心の高まりが周囲に影響を与え、一つの声を生み出し、その連鎖が大きなエネルギーへ繋がっていったことは紛れもない事実です。私は、この連鎖の作用こそが、今の私たちに求められている気概と覚悟であると確信し、今年度のテーマを「一燈照隅~和を胸に~」と掲げました。
本年度の活動について、2016年に提唱した「創立50周年記念提言」と「6つの運動指針」が根幹をなして未だ見ぬ未来へ想いを馳せながら運動を展開してまいります。まちづくりの分野では引き続き行政と手を携えながら、武雄市が有する潜在的な魅力と、時代を先取りした仕掛けや仕組みを考え、定住促進、人口増加そして生産性の向上へとつながる運動を展開し、武雄の未来に明るい一灯の光を燈すべく努めてまいります。また、青少年育成の分野では子供たちの自主性や継続力を育み、何事にも挑戦する気持ちを養っていくことで未来を担う子供たちを暖かく照らしてまいります。
結びになりますが、私たちの灯りが、昨日よりも今日、今日よりも明日とより輝きを増して光を放つことを信じて、2019年度、力強く歩みを進めてまいります。
一年間どうぞよろしくお願い致します。
一般社団法人武雄青年会議所
2019年度理事長 石丸太郎