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概要

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武雄商工会議所会頭たかし原隆司一般社団法人武雄青年会議所創立50周年記念誌武雄ＪＣ創立５０周年、誠におめでとうございます。私も、３０年ほど前、３８‐４０歳の２年間ＪＣを経験しました。午後８時過ぎ頃から会議が始まり、１０時過ぎ頃から宴会のパターンでした。私は、『早寝早起き朝御飯』の健全な市民生活をしておりましたし、酒も弱かったので、宴会が午前様になるのがとても苦痛でした。あの頃は若かったので、なんとか凌げたのだと思います。でもその頃の濃密な交わりで、多くの知己を得、結果的に交友とビジネスの幅が広がりました。濃密な夜の交流をあまり熱心にやり過ぎて、稼業が倒産した人も片手の指に足りないくらい見てきました。他山の石となりました。『老人は過去に生き、青年は未来に生きる』と言われます。私ども老人には過去を懐かしみ、チビリチビリと酒を飲む余生しか残っておりませんが、ＪＣ現役の皆さんには、未来が開けています。でも未来を輝かしいものにするためには、やはり相当の忍耐と工夫が要ります。『人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、何事かをなすにはあまりにも短い』と言った中島敦（李陵、山月記、名人伝などの著者）は、３３歳で夭折しました。時間はあまりないのかもしれません。武雄ＪＣの未来に乾杯！9